目のケアの仕方  
 

 結膜炎や角膜炎、白内障、緑内障などが、ワンちゃんがかかりやすい目の病気です。
涙やけや目ヤニをそのままほうっておくとこれらの病気の原因になります。いつも清潔に保つことが必要です。

★涙やけ、目ヤニの多いワンちゃんは特に念入りに
 
涙やけは涙がたくさん流れ出て目頭の下が赤茶色っぽくなるもので、目頭の上下にある涙管になんらかの問題があって起こる場合もあります。犬種によって涙やけになりやすい種類のワンちゃんもいます。マルチーズやトイプードルシーズー、コッカースパニエルなどは比較的涙やけしやういので、毎日のケアが不可欠です。

 シーズー、ボストンテリア、パグなどの短頭種で目が飛び出ているワンちゃんの場合は、ゴミが入ったり、目に何かが触れたりして傷がつきやすいので、日ごろの注意とケアが必要です。

 また、目の前に毛が垂れているワンちゃんの場合は、毛先が目の中に入って角膜などを傷つけたり、不潔になって細菌が感染しやすくなります。目の周りの毛があまり長くならないうちにカットしましょう。

 1日に1回は、目のチェックをしてから、清潔なぬれタオルで目の周りをきれいに拭いてあげましょう。涙やけが気にはるワンちゃんの場合は、1日に2〜3日こまめに拭いてあげます。

★まず、目の状態をチェックする

【1】 左右両方の目の大きさが同じかどうか

【2】 目の周りが腫れていないかどうか

【3】 左右両方の目の色(黒目の色・白いところの色)がいつもと変わりないか

【4】 目ヤニの量がいつもより多くないか

【5】 涙の量がいつもより多くないか

【6】 目をしょぼしょぼさせていないか

★日ごろから、頻繁に目をかかないか、目をしょぼしょぼさせていないかに注意をはらうこと

★目のケア仕方

 目が飛び出ているタイプのワンちゃん:(シーズー、ボストンテリア、パグなど)
特にシワの多いワンちゃんの場合は、ぬらしたタオルで目の周りの汚れを拭き取ります。目の周りのシワの中には汚れがたまりやすいので、奥のほうまできれいに拭いてあげましょう。

 目の周りの毛が長いワンちゃん:(マルチーズ、トイプードル、シーズー、コッカースパニエルなど)
目の周りの毛が伸びすぎないように、邪魔な毛をカットしてから、ぬれタオルで汚れをよく拭き取ります。

★ケアのポイント

・水分を残さない
 
水分が目の周りに残って湿っていると細菌が繁殖しやすかったり、毛の色が変色したりするので、最後は必ず乾いたティッシュや乾いたタオルで水分をしっかりと拭き取ること。

・強くこすらない
 
皮膚や被毛をいためないように、強くこすらないこと。

・目やにがからまっていたら少しずつクシでほぐす
 
目やにが毛にからまってしまっている場合には、クシで毛の根元のほうから少しずつほぐします。どうしてもほぐせない場合は、たっぷり水分を含ませたタオルでぬらしてからほぐします。

・目を傷つけないように注意
 
ケアをする場合は、大切な目を傷つけないようにしてください。特に、ハサミやクシを使う場合は十分に注意しましょう。